かつてカワノリが生息していたんだろうか

川苔山(かわのりやま)へ行ってきた。

「川苔」と聞いて、まっさきに思い浮かぶのは、熊本の川辺川源流域で見た「川海苔」。透き通るような清流の岩に、海苔が付着していて、これを食用するのだと聞いた。本当にきれいな場所でしか生育できず、日本では絶滅危惧種なのだとか。

さて川苔山。JR鳩ノ巣駅の桜は5分咲きといったところ。

鳩ノ巣駅から川苔山山頂を経て、川乗橋まで歩くルートを6時間半(行動時間、休憩も含む)かけて歩いた。

途中、森の様子は9割が植林されたスギ・ヒノキ。こんな山の上までよく植えたな、というのとよく間伐して手入れされているな、という印象だった。

尾根筋には、雑木残っている。行程のほとんどである人工林から、雑木林にでると得も言われぬ安心感が湧き起こってくる。

山頂に13時。標高1363メートル。吹き抜ける風が、身を刺すように冷たい。気温5度。眺望がいいので、昼飯にしたけど、寒くって落ち着いて食べられなかった。コーヒーを挽いて淹れて、体を温めた。山のコーヒーは、至福の時。会話の必要なし。笑

川乗谷へのくだりは、北側の斜面とあってか、特に沢は残雪だった。数か所、斜度のきついところもあって、軽アイゼンをつけた。雪がかぶさっていたり、倒木があったりで、登山道がわからなくなっているので、慎重に歩いた。山での道迷いは、簡単に起こりうる。

でも登山道を歩いている時にはない、思考や体が野生に帰っていくような高揚感がある。ちょっとした冒険。登山道を歩いている時、以上の興奮がある。ぼくはこういう瞬間が好きだ。あ~、今夜もよく眠れるな、と。

いつもより水かさの増した渓流をしばらく眺めたり、春の鳥のさえずりに耳を傾けたり、獣の匂いを感じたりする。

百尋の滝の水の勢いも壮烈だった。

最後は林道に出て、しんどかった山登りが終わりか、と安心するような、寂しいような、余韻にひたりつつ歩く。

川乗橋まで出て、バスの時刻を確認すると1時間以上先なので、ヒッチハイク。すぐに魚釣りのおっちゃんが乗せてくれて、奥多摩駅まで。

駅には、山帰りのおじさおばさんが大勢いて、みんな満足そうな顔をしている。

川乗谷で、川海苔を見ることはできなかったけど、名前からしてかつては川海苔が生息していたんだろうか、とそんなことを考えながら電車内、鳩ノ巣駅に到着。車に乗り換えて帰路についた。

ご参加いただいた方、どうもありがとうございました。

次回は、4/19 奥多摩のカラマツ谷へ参ります。

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