小さな商店

正月の旅の記録3

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何度目かの飛騨高山という街。古い街並みに、職人の仕事が息づいている。小さな商店、小さな家、小さな工場。いつまでもそこにあって欲しい。

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木工や家具の街であるので、木と関わりが深い空気が、また居心地がいい。

宿の近くに「小糸焼き」の窯元を見つけて、訪ねてみると、陳列された焼き物に魅せられてしまった。気にいった小鉢などを買った。

旅が終わり、家に帰ってみて、その焼き物を食卓に広げてみると、形だけじゃなく色合いもやさしいことに気づいた。大切に使って行きたい。

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―スティーグ・クレッソンの詩

『第2次大戦後、スウェーデンは豊かな国になり、人々が「繁栄」と呼ぶ状況を生み出した。私たちはあまりに簡単に幸福になりすぎた。人々は、それは公正であるか否かを議論した。私たちは戦争を回避し、工場を建設し、そこへ農民の子供が働きに行った。
農業社会は解体され、私たちの国は新しい国になったが、人々が本当に我が家にいるといった感覚を持てたかどうかは確かではない。
1950年から60年に至る10年間に、毎日300戸の小農家が閉業するというスピードで、農業国スウェ一デンは終焉した。人々は大きな単位、大きなコミューン(市町村)を信じ、都市には遠い将来にわたって労働が存在すると信じた。
私たちは当然のことながら物質的に豊かになったが、簡単な言葉で言えば、平安というものを使い果たした私たちは新しい国でお互い他人同士となった。
小農民が消滅するとともに、小職人や小商店が、そして、病気のおばあちゃんが横になっていたあの小さな部屋、あの小さな学校、あの子豚たち、あの小さなダンスホールなども姿を消した。そういう小さな世界はもう残っていない。
小さいものは何であれ、儲けが少ないというのが理由だった。なぜなら幸福への呪文は「儲かる社会」だったからだ。』

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