2度目の経験

 東日本大震災では、秋田県では大きな被害はなかった。2日間ほどの停電。しかしその後3週間は、スーパーに生鮮食品が並ばない、保存食品は買占められている、灯油・ガソリンなどの燃料不足は続いた。

 その間、テレビでは被災地の悲惨な状況報告の他、福島県の原子力発電所の被災が延々と報道されていた。

 スーパーの生鮮食品コーナーに活気が戻り始めたころ、茨城県産のレタスが1個29円で陳列されていた。夕方にもかかわらずその棚は、まだレタスで山積みだった。なるほどこれを風評被害と言うのか、と悲しい気持ちになった。

 地震・津波、そして原発の被災地の外から、東北の大地の恵みをみなさんにお届けして、被災地の支援を呼び掛けることを始めた。

 地震の時は、仕事でいつものように山に入っていた。チェンソーを使っていたので、その振動ではじめはなんだかよくわからなかったが、その揺れではなくて地面が揺れていることに気付いた。そしてじっとしてみると山全体が揺れている。木がゆさゆさ、ゆさゆさと横揺れしている。地鳴りみたいなゴォーという音が聞こえてきた。でもなぜか、山にいれば大丈夫だ、という妙な安心感があった。

 被災とは言わないのかもしれないが、阪神淡路大震災に続いて、2度目の大震災を経験することになった。妙な因果である。

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