ふるさと と 旅

 本を2冊。
1.『ふるさとへ廻る六部は』
 藤沢周平著 
 
 藤沢さんエッセイ集。東京に何十年も暮らしていながら、いつもどこかでふるさと鶴岡の情景を思い、それと比べてしまうという。
 さて、自分にとってのふるさととは何なのだろうか?
 
ー私はエッセイの中ではずいぶんと筆をおさえて書いたが、故郷喪失の感慨は深く落胆は押えがたいものがある。そして生活の利便と経済効率ということが、人間の暮らしのほかの要素を圧倒して世の大義名分となり得るほどのものなのかと疑うものだが、それはそれとしてエッセイにはそういうことも書きとめておかなければならない。
 
ーこれがもとめたゆたかな社会なのだろうか。そして私たちははたしてしあわせになったのだろうか。それとも本当のしあわせはまだこの先にあって、われわれはいまそこにむかっている途中なのだろうか。
 
2.『かくし味は旅を少々』
 枝元なほみ著
 
 料理家の枝元さんが、世界各地への旅で出逢った市井の味を紹介している。レシピ付き。
 
ーなんて心細くって、なんて寂しくて、なんて自由なんだろう。
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