野の道

 本『野の道』
 山尾三省著
 
 終わりが近づくにつれて、どうしても終わって欲しくない本だった。感動した。
 ぼくの進むべき道も、山尾さんが言うように「太陽の下、土の上」にある。それをいつも言葉で再認識させてくれるのが、山尾さんの文章である。
 
-住む場所を求めての旅をつづけてきた
-裸の人間性で土にまみれて生きていく
-土起こしに限らずほかの色々の農作業において、急ぐことをやめてしまったのである。
-自分が選ぶ人生に最も好ましい方向があるはず。これを問うことは如何なる自我の姿が最も好ましく幸福であるかを問うことなのである。
-世の中はひとすじに社会的身分の向上へ、即ちステイタスの向上へ、富へ、権力へ、核兵器へという方向で流れているかの如くである。この流れがこの文明の必然の流れであるとすれば、私達一人一人は今こそここで豁然と立ち止まって、文明や文化は私達人間に奉仕するためにこそあるのであって、私達をその奴隷にするためにあるのではないことを、はっきりと自覚する必要がある。
-木を植えること、草を生やすこと、種を播くこと、それはひとつの決意であり生き方である。
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