ICT

 NPO法人里山の風景をつくる会(http://www.enjoy-satoyama.jp/)の、セミナーに参加してきた。
 株式会社Gofieldの森田桂治さんを講師に迎えての「NPOのIT活用術」である。
 
 ITとは、Information Technologyの略だが、最近はもう一つの相互関係も含めてICTと呼ばれる。Information and Communication Technologyである。
 
 現在、Internetを利用して、何らかのページにたどりつく時、約90パーセントが検索エンジン経由でやってくる。そして世界ではgoogle、日本ではyahoo japanの利用率が最も高い。しかし、日本でも、性別や年代によって、利用サイトは違うので、企業等は情報の発信を、目的によって使い分ける。検索エンジンの普及によって、各家庭からストック型の情報ツール(例えば医学書、ハローページ)が姿を消しているという。
 ここ数年は情報発信の便利さからブログとSNSの活用が増え続けている。世界のブログ開設数は、ものすごい右上がりのグラフを示しているが、その中でも日本語のシェアは37パーセントを占めている。これには驚き。それに対して英語は36パーセントであるが、日本人の民族性がだれかに文章で伝えたがるものなのかと森田さん談。
 
 誰でもが気軽に情報を入手し、また発信することができることになった社会である。情報はボーダーレスである。
人に伝えるツールとしてのICT、ひじょうに勉強になった。
 
 しかしぼくは、その情報化社会には別の側面があることを書いておきたい。
 ICTには2つのデメリットがあるのではないか。
 
 1つ目。情報通信(インターネット、携帯電話)に使われる電力消費量の増大である。これまで産業に使われる電力は製造業が大きな部分を占めてきていて、しかし工場の海外移転にともない、国内の電力消費は減少すると考えられていた。しかしかえって増えているという。これの原因が情報通信産業らしい。2006年度には、日本の総電力量の1パーセントをNTTが使っている。
 またアメリカでは、10万世帯が使う電力消費量と同じだけの電力を使っている検索システムの会社があるとのこと。
(上に書いたことは、「ミツカン水の文化センター」の機関紙26号、『問われる科学者の感性』を参考、引用させてもらった。http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/mizu_26/no26_d02.html
 情報通信の使用については、車の使用と同じことが言えると思う。現代の生活で、インターネット、携帯電話を手放すことはなかなか難しい。しかし事実電力の消費はかなりの量となっていて、それに伴うCO2の排出があるということ。使用の際に、それらの事実があることを踏まえること。それによって必要のない、使用はできなくなるはずである。
 
 2つ目。今後、情報化社会はますますweb上へ動くだろう。SNSで、交流が活発になることは結構だが、リアルに野外に出て、人と出会う機会が少なくなるのでないか。いや、出会わなくても満足してしまうのではないだろうか?それで人間の絆が生まれるだろうか。皮膚感(笑)というか、空気感を感じることが、人間の絆をつくることだと思う。車で移動しなくなるから、CO2の排出量が減るとか、そんな問題ではない。
 これも使い方次第だと思う。これも「足るを知る」、ということになってしまうが、使う限度をわきまえること。大事なことだと考えている。
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