穂高

 念願の穂高へ。9/22-24
 上高地から徳沢、横尾を経て、涸沢、穂高、白出沢、新穂高温泉へと至る道のり、2泊3日、タフガイ拓也と。
 
 1日目
 気持ちよく、林と梓川沿いの道を歩いた、と思っていたら、横尾直前になって、車両道路造成のための河道改修工事をしていて、気分を害する。自然の営みを、重機を使い簡単に遮断する。犯罪である。
 飼いならされた野生動物、魚―後でわかったことだが、イワナと思っていたのは放流されたブラウントラウトなどの外来種であった可能性が高い、イワナもほぼ放流魚だろう―、そして猿。
 「原生」というキーワードが、頭を離れない。どこへ出かければ原生の自然と出会うことができるのか?
 
 『私たちはこうした手つかずの原生地域、および多様性を「基本の姿」として守り、本当の世界がどんなものかを忘れないようにする必要がある。自然が地球にそうあれと意図したとおり、完璧な均衡を保った状態にしなければならない。この状態を模範として頭に留めて、持続可能性への道を模索していかなくてはならない』
 ―イヴォン・シュイナード
 
 2日目
 しばらく屏風岩を左手に眺めながら進む。ビョーブ岩、あれを登りきることができたら、最高に気持ちいいだろうなと、拓也と話す。5年後に登ろうと約束。
 その後、涸沢。日本最大級のカールということで、雪渓を楽しみにしていったが、残っているのは小さな塊しかない。昨年の剣沢雪渓の方が比べ物にならないほど大きい。これも温暖化の影響である。付近はわずかに紅葉が始まっている。テント村の色とりどりが、穂高山荘への斜面、しばらく後方に見えたままだった。
 
 『文明の進歩は、瞬時、と見まごうほど迅速に起きるが、実際我々の精神は深いところでそれに付いていっておらぬのではないか。』
 ―梨木香歩
 
 穂高山荘へあと30分といったところで、左足が何やら痛み出し、上りは思うようにいかなくなった。
 山荘のテント場は、ガレ場であり、場所も狭いので、泊まる気にならなかった。今日中に新穂高温泉まで降りられるだけ降りようということにした。拓也は降りる前に、奥穂高岳の山頂へ行った。
 ここから白出沢の下り道は、ガレ場&急坂でかなりキツイ。思ったより時間がかかる。重太郎橋付近まで3時間と少し。18:00には日没なので、あたりは真っ暗になってしまった。ヘッドランプをつけて、山道を行く。ただ、迷うようなところはもう抜けていると、地図を見て確信があったので、あとはひたすら時間をかけてトレイルを歩むのみ。白出沢出合が20:00。晩飯(この日4度目の食事―燃費の悪い2人)のラーメンを食べ、林道を歩く、約1時間半。新穂高温泉の街の灯りが見え、ようやくゴール!
 到着22:00、行動時間14時間30分。よく体がもった・・・。
 温泉街、公衆浴場前で寝袋を広げて眠る。24:00、就寝。
 
 3日目
 朝から温泉につかり、幸せ気分。高山までバス、そして電車へ乗り込む。
 
 今回の流行語 「若者はキャンプ!!」 ―トレイルですれ違った、とあるおっさんのセリフ。
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