aalto

 コーヒーショップ「aalto coffee」
 徳島市南田宮の県道沿いに新しくオープン。
 
 aalto とは、フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトの名前からとっている。オーナーが大のアアルト好きだ。アアルトは1898~1976を生きた近代建築の巨匠である。ぼくも彼のやわらかいラインが好きだ。
 
 フィンランドには特別な思い入れがある。ぼくが小学生の頃、父親の仕事の関係で一家はモスクワで暮らしていた。まだソビエト連邦政権時代である。ソビエトに居住する外国人は、一定期間が過ぎると一時国外へ退出しなければならなかった。そして新たにビザを入手しなければならない。
 わが一家は、その時期がやってくるとフィンランドの首都ヘルシンキへと向かうのである。モスクワからヘルシンキは飛行機で、2時間もかからなかったと思う。ぼくはその小旅行が、いつも楽しみでならなかった。何度、その街を訪れたことか。
 滞在はいつも5日間ほどだが、ソビエト時代の物資が不足していたモスクワの生活を考えると、ヘルシンキの街や人々がどれだけ裕福に見えたことか。スーパーでは色とりどりのスナックがずらりと並んでいる。ストックマンという百貨店には、レゴ・ブロックの売り場があった。市内の港では、毎日市がたち、透き通るように色の白いフィンランド人があふれていた。郊外にあった遊園地の観覧車や遊具は、当然ながらモスクワではまだまだ見ることができなかった。
 社会主義の国と、この豊かな環境先進国の違いは何だと、子どもながらに考えた。
 
 それから10年、日本の大学生になったぼくは、バックパックを背負い憧れのシベリア鉄道に乗り込んだ。モスクワは見違えるほど、西洋の物資であふれていた。
 足を延ばしてヘルシンキまでやってきた。ヘルシンキは、おぼろげな記憶をたどってみると、以前と変わっていないのではないか、むしろさらに小さくきれいにまとまって、さらに洗練された街へ成長しているような気がしていた。
 
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aalto への2件のフィードバック

  1. Unknown より:

    「巣山太一」の名前で検索したら、引っかかった(笑
    元気にしてた?
     
    こちらは、卒論と院試の勉強で、ちょっとばて気味。
    試験、終わったら徳島に遊びに行きたいな。。。
     
    またのぞきにきます。
    でわまた
    bura2@信州
     

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