edge

 週末、クリスマス前に大雪となる。
 目標は福井、スキージャム勝山に標的を定めるもの、前日の晩に予約してあったキャンプ場の女主人より連絡あり。
 「多分、来れませんよ。キャンセルしておきます。」
 なんだと勝手に決めやがって、と唾を吐きつつも、FMラジオからは各地の大雪への注意報がステレオとなる。
せっかく買ったタイヤチェーンの威力を試したく、遠く雪国まで出かける決心は揺らがない。
 
 徳島から高速に乗り、淡路島北のPAで道路情報を確認。名神、播但、中国高速とあらゆる北上ルートは通行止め。あきらめて夜は、京都の拓也邸泊。拓也は家の鍵を失くしたと言って、意識を飛ばしていた。
 早朝、目覚めのコーヒーを、と思ってスターバックを探すも、見つからず。1号線、滋賀に入る手前のコーヒーショップに入る。
 最近、沢木耕太郎の『1号線を北上せよ』という、ショッキングなストーリーを読んだところなので、1号線ときくと興奮する。この道路が南北に走っていれば、このまま1号線の終わりまで走っていくかもしれない。
 
 琵琶湖西岸をややゆっくりと北上。琵琶湖バレーというスキー場の看板が目に入り、ここに決める。宿は自炊できるところをこだわり続け、近辺のキャンプ場のコテージもしくはキャンピングカーありのところに片っ端から電話をかけるも、どこも冬はやっていませんとか軟弱なことを言う。
 そこで駅近くの観光案内所に立ち寄り
 「安くて自炊できるところ」
と注文すると、一も二もなくここしかないと言う風に決められて、民宿を紹介されキッチンは勝手に使っていいという。
 
 宿は決まったので、もう後はひたすらskiing and snowboarding!snowboard初心者のぼくにはうってつけのゲレンデで、頭と尻を何度も打ちつけながらも何とかそれなりに滑れるようにはなった。まだ人様には見せられない。
 skiの方はテレマークターンの練習をするものの、急斜面もしくは高速になるとアルペンターンの癖が出てしまう。スキー場に来たからには、やはりコブも急斜面も滑りたいわけで、そこではアルペンターン。ゆるやか斜面でテレマークターンを練習する。すると目の前をかなりの腕前のテレマーカーが行くではないか。そのターンを見ているうちに、イメージが突然わきあがり、自分のターンもスムースになる。サンキュー、テレマーカー。3日間でテレマーカーを見たのは、この1度のみ。
 テレマークスキーはアルペンターンもできるので、ここでふと考えてしまう。高速ターンや小回りは明らかにアルペンターンの方が有利だ。ではなぜ、アルペンターンをするのか。これは哲学的な問題なのか?しかしテレマークを始めた以上、テレマークターンも極めなければ。
 エアーの練習中、顔面から雪に突っ込む。
 
 夜はいつもの鍋メニューをつつく。鳥なべ、鳥肉入りパエリア、鳥がらスープ。オビワン・ケノビの腕は180度反対方向を向いていた。
 クリスマスイブは、『ローマの休日』を焼酎片手に楽しむ。
 リフトチケットを続けて2日なくした以外は、実に素晴らしく穏やかなスキー&スノボトリップであった。
 
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edge への1件のフィードバック

  1. noRi より:

    やはり大雪過ぎて大変だったんですね。最初日本のニュースを見ながらうらやましく思ってたんですが、『もしかしたら道が通行止とかで逆にできないのでは?』ってこっちで話してました。ジャム勝はよく行きました。以前勤めてた会社の関係で半額で宿泊&リフト券が利用できたので。でも“自炊”にこだわってるのがすごいなって思いました。私なんて滑り疲れて、よくレストランで寝てました。お怪我なさらないように引き続き頑張ってください。

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