覇王別姫

 中国、北京へ。

 家族4人の旅行。
 
 北京はぼく自身3度目。何度来ても飽きない。中国広し、北京もまた広し。
 
 今回のクライマックスは何といっても、「京劇」。
 地元の人が足繁く通うという「老舎茶館」、わずか20元(300円程度)で舞台を見ることができ
る。
 
 演題はぼくがもっとも楽しみにしてきた「覇王別姫」。
 楚の大将・項羽は、劉邦率いる漢軍に垓下へと追い込まれる。四面を漢軍に囲まれ、聴こえてく
るのは故郷の楚の歌(四面楚歌)。最愛の姫・虞美人と、最後の覚悟を決めた項羽は歌う。

  
力抜山力 山を抜き兮気蓋世気 世を蓋う   
時不利時 利あらず兮騅不逝騅 逝かず   
騅不逝騅の逝かざる兮可奈何奈何すべき   
虞兮虞虞や虞や兮奈若何若を奈何せん 
 
 項羽と虞は自害して果てる。名馬・騅も2人の後を追い、川で溺れ死ぬのである。
 中国映画『さらば、我が愛』で、レスリー・チャンは見事に虞を演じた。そして数年後、自ら命を絶った。
 何という、故事と現代事の悲しい結末であろうか。
 
 京劇役者の美しいメークアップと、しなやかな動作に思わずみとれてしまう。
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