テッシー

 北海道、天塩川(てしおがわ)を下る。
 
 美深町(びふかちょう)までの20㌔弱のコースを半日で。美深町でもう数十年来、カナディアン・カヌーを手作りしてレンタルしているカヌー屋がいる。はじめは、ひとつのカナディアンを真似て作るところから始めたという。そして自ら製作キットを作成。今では、全国にむけてキットの販売も行なっている。まさにフロンティアである。北海道という土地がそうさせるのか、それとも人間がそれを求めるのか・・・。
 
 天塩川は道北を日本海に注ぎ込む雄大な流れである。河畔は原始の姿が多く残り、水量も多い。水が冷たい。7月の真夏日と言えども、雪解け水を源流に発するので、5分も水に浸かっていると体がぶるぶるとバイブレーションする。
 鳥の数が豊かだ。サギ類、カモ類がたくさんいる。区間、一度だけカワセミの姿も見た。魚影は小さなマスをたくさん見た。
 
 途中、テッシーの瀬というのがある。カヌーを上流まで運んでくれたガイドさんは、運搬途中にわざわざ車を停めて、テッシーを見せてくれた。そして「このテッシーは天塩川で一番やっかいな瀬だから、ポーテージ(カヌーを岸にかついで迂回する)しろ!」と声を荒げていった。
 終盤、この瀬にさしかかって、ゴーゴーと大きな水音が聞こえてくる。なるほどなかなかの水音である。いったん、カヌーを岸につけて陸からコースを偵察。しかし思っていたほど、落差も水流もない。普段、吉野川を見慣れているのでたいしたこと無いように感じる。コースを決めて、テッシーへ突入!2段構えの瀬を、クランクしてクリア。気持ちいい。
 美深町のゴール地点ですら、まだ河口まで100㌔は悠にある。全部下ろうとすれば、4泊はかかるそうだ。う~む、魅力的。まだまだ未知の領域である。
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