水の都

 長良川・郡上八幡へ。

 岐阜県から三重県を流れる長良川。かつては清流と呼ばれ、サツキマスが遡上する川として有名だった。20世紀末、この川の河口に巨大可動堰が造られた。川は遮断され、清流から生き物たちの息吹が遠ざかっていく。

 郡上八幡は、そんな河口堰からは数十キロ上流の山間の小さな街。吉田川と小多良川という、小さな清流が長良川と交わる水の豊かな街である。

 吉田川は、映像でしばしば見かける橋の上からの飛び込みで有名だ。実際に橋の上から覗き込むと10メートルはあるだろうか?ここの飛び込みは、地元の川ガキにとっては言わば大人への通過儀礼である。子どもの成長過程に、この川がある。

 小多良川も、今でも子どものよき遊び場であり、夏には歓喜の声がこだますると言う。

 街中には、その豊かな水量を利用した水路があり、そこは洗濯・炊事といった生活の場であると同時に、人々の憩いの場でもある。その水路にイワナやアマゴが飼われていたりもする。

 これらの川の上流域は渓流釣師たちがたくさん入っている。しかしここでも昨年の台風の影響は大きいと言う。「今年はどこ行っても、魚がおらん」釣り道具屋のおばちゃんの話。

 水の豊かさ、山の奥深さにしみじみと見入る。

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